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法人だより『れもん通信』14号を発行しました

「子ども発のつながる保育」研修

檸檬会の保育の特徴を一つ挙げるとするならば、「子ども発のつながる保育」と答えます。ある園でこんな姿がありました。
九州で起こった災害のニュースを、心配そうに見守る子どもたち。砂場で洪水の原理を知ったり、雨の量や防災グッズを調べたり、避難場所となっている小学校へ散歩にも。消防士さんを園に招いてお話を聞くこともできました。そして、自分たちの気づきと発見を保護者の前で発表しました。
これらは保育者主導で進めたのではなく、子どもたちが災害への関心を持ったからこそ、ここまで展開して(つながって)いき
ました。

やらされるのではなく、子どもが興味・関心を持っているからこそ、熱中・没頭することにつながり、子ども同士のコミュニ
ケーションや協同が生まれます。そうした本来子どもが持つ探究心を、保育者がうまく引き出し、さりげなく支えていくのです。

2020年度、この「つながる保育」について学ぶ全12回にも及ぶ研修を実施し、受講者約60名が力強い実践発表をするに至りました。上記の実践は、そこで発表された一例です。その一連の取り組みを、5月に開催される日本保育学会において研究発表する予定です。
そして、子どもたちの探究的な遊び(学び)は、今日もあちこちで生まれています。

副理事長・博士(教育学) 青木 一永

「つながる保育」実践報告
~ レイモンドあしびなー 保育園 ~

沖縄県那覇市にあるレイモンドあしびなー保育園のつながる保育実践、『10 名のまなびんちゅ ~つながる保育を通して見えた、主体的に生きる子どもたちの姿~』の紹介です。

クラゲとビニール袋が似ている、と気付いたことをきっかけに海で起こっていることに意識が向いた子どもたち。自作のごみ取り道具の改良を重ねたり、それぞれ自由に海を表現したりしながら、自分たちの思いをしっかりとした口調で伝えています。
子どもたちが何を考えどう感じているのか、何をしようとしているのか。常に心を共にする保育者に支えられ、子どもたちの探究はまだまだ続きます。

レイモンドあしびなー保育園 保育士 安達麻菜
施設サポート部 関西エリア保育士 小野真弓


ソニー幼児教育支援プログラム
「科学する心を育てる」でレイモンド保育園3園が入選!

これは、子どもたちの「豊かな感性」と「創造力」が育まれる取り組みと、その未来を考えるプログラムです。
テーマに対し保育での実践をまとめた論文を提出します。応募136 園の中からレイモンド新三郷保育園が優秀園、レイモンド川崎保育園が優良園、レイモンド汐見丘保育園が奨励園として入選しました。同一法人からトリプル入選は他にないそうです!
今後も、さらなる保育環境の向上と、子どもの探究心を育む保育に努めて参ります。


*** レイモンドちゃんからのお手紙 ***
前回のアンケートでは、慌ただしい日々でもお子さんとの時間を楽しめている方、一緒に過ごしたいと思っていても難しいと悩まれている方など、それぞれの状況を教えていただくことが出来ました。毎日まとまった時間が取れなくても、日常の営みを一緒に行うだけで子どもは楽しいと感じるもの。
お風呂に入る時、お話をする時、そんなちょっとした時間に遊びの要素を取り入れてみたり、子どものペースに合わせてみませんか?大人には当たり前のことでも、子どもには大きな発見や喜びがあります。
新年度は大人も忙しい時期。無理せずに、一緒に楽しめる時間を過ごしてみてください!

保護者様アンケート
前回のアンケートで「食事について」のお悩みが多いことがわかりました。次号では「子どもの食について」
お伝えしたいと思います。保護者の皆さまに役立つ情報発信に努めて参りますので、ぜひアンケートへご協力をお願い
いたします。▶︎アンケートはこちら


おうちでもたのしめる!「ほいくる」で連載されています。
子育てと遊びが広がるWEB メディア「ほいくる」で、檸檬会の手作りおもちゃの記事が連載されています!保育のプロだからこその工夫がいっぱい、楽しく遊びながら子どもの発達を促す、あたたかみのある手作りおもちゃ。おうちでも作れるので、お子さんと作って遊んでみてくださいね!この連載は5月まで続きます。

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