高校生が体験実習に来てくれました

和歌山県の紀の川市社会福祉協議会が、福祉のお仕事について学ぶ「サマーボランティアスクール」を開催。昨年に引き続きレイモンドハウス（障がい者グループホーム）と、新たにレイモンドマーケットが運営するさかい珈琲 紀の川店が見学先に選ばれ、将来、社会福祉士になりたい、看護師になりたいという志を持った二人の高校生が来てくれました。

段差はなくし、キッチンはIHなど誰もが使いやすい環境であること。家事も支援員が代わりにするのではなく、自分でできるように支援をすること。適切な支援を行うために様々な障がいへの理解を深めることなど、まずはレイモンドハウスが大切にしている「障がいのある方が一人暮らしできるように支援する」ために行っていることを施設長の大橋から説明。また１日の流れを説明する中で、希望者にはお昼のお弁当を用意するなど入居者さんの声から始まったレイモンドハウス独自の取り組みなども紹介しました。

そして、施設の中を案内した後、支援員といっしょにおやつを作り、共用部分の掃除を行うなど、実際のお仕事も経験していただきました。

午後からは、レイモンドハウスの入居者さんも働いているレイモンドマーケットが運営する「さかい珈琲 紀の川店」に移動して、障がい者の就労を支援する就労継続支援A型事業所を見学していただきました。

ここでは障がいのある方が健常者といっしょに働いています。キッチンを見たあと、実際に客席に座ってもらい、人気のパンケーキの試食をしながら、今日の見学・体験実習の振り返りをしてもらいました。

檸檬会では、こうした将来の人材育成や機会づくりにも協力し、地域密着型の運営を行っています。