1. HOME
  2. プレスリリース

2024年

保育施設でのグローバル対応が急務に。「レイモンドほいくえん」で、外国にルーツを持つ子どもの育ちを支えるプロジェクトが発足

家族の多様化によって生じる保育園現場の課題、インクルーシブ保育の実態とは

全国で90ヶ所の保育事業と障がい福祉事業の施設運営を行う社会福祉法人檸檬会(れもんかい/法人本部:和歌山県紀の川市 理事長:前田効多郎)は、法人が運営するレイモンド保育園などの保育施設において、外国にルーツを持つ子どもの在籍数が増えている実態に対し、子ども一人一人の育ちをサポートするためのプロジェクトを進めています。

国内において外国にルーツのある未就学児の割合は年々増えています。そうした中、保育施設では、どの家庭でも安心して利用できる対応が求められています。
檸檬会の保育施設でも、レイモンド川崎保育園やレイモンド西淀保育園など外国にルーツを持つ子どもが多数通う保育園があります。多いところでは園児の約35%が外国にルーツをもつ場合もあり、中国・フィリピン・インド・ネパールなどエリアもさまざまです。

国籍や性別、障害の有無に関係なく、“子ども一人一人に寄り添う丁寧な保育”を掲げる檸檬会では、日本語や日本文化に不慣れな子どもや保護者が感じている「困りごと」をサポートするために、法人全体の取り組みとして「グローバル・アクション・プロジェクト」を立ち上げました。
このプロジェクトでは園での困りごとをピックアップし、他園での取り組みや対応方法を共有し、該当園で保育に活かしました。その成果をもとにガイドラインを作成し各施設へと展開します。

具体的な事例としては、日本語がわからない保護者が理解できるように、配布書類や掲示物は簡単な文型や平仮名での記載、英語併記にしています。さらに、英語が分からない保護者に向けては母国語に翻訳したカードも用意しています。また、読みやすさに考慮して個人差の出る手書きをやめユニバーサルデザイン書体に統一したり、写真やイラストを多くするなどして正確に伝わるように作成します。

保護者からだけでなく職員からも、生活面においての文化の違いに戸惑うという意見もあります。例えば、「いってらっしゃい」「おかえりなさい」のような挨拶がそもそも国の文化として無い場合があり、登降園時の会話や交流に発展しづらいという問題がありました。そこで、さまざまな言語での挨拶やそれに代わる言葉を書いたカードを廊下に掲示し、コミュニケーションを取るきっかけとして活用しています。

言葉だけでなく、食生活についても課題はあります。例えば、イスラム教やヒンドゥー教といった宗教によって食事制限がある場合には、できるかぎり一人一人に応じたメニューを提供します。また、日本の食文化にも触れられるように食事制限がある子どもでも食べられる食材を使用した和食や行事食も用意します。さらに、外国の郷土料理を給食メニューに取り入れることで、子ども同士がお互いの国や文化を自然と理解することにもつながっています。

そして、子どもたちが長い時間を過ごす保育室には、2言語併記や多言語に訳された絵本を置いたり、さまざまな肌の色の人形を置くなど、園生活が子どもにとってストレスにならないように安心できる環境づくりに配慮しています。

 

外国にルーツのある家庭では、さまざまな場面で遭遇する異なる習慣や文化に不安を感じながら子育てをしています。檸檬会ではすべての家庭が安心して保育施設を利用できるように、インクルーシブ保育を進めています。レイモンド川崎保育園では定期的に子育て支援を行なっており、今後は地域のニーズに応えて外国にルーツのある家庭も、より参加しやすいイベントを予定しています。

【レイモンド川崎保育園】
〒210-0005
神奈川県川崎市川崎区東田町8 パレール川崎3F
webサイト
https://www.lemonkai.or.jp/school/nursary/leimond-kawasaki-hoikuen/

【レイモンド西淀保育園】
〒555-0043
大阪府大阪市西淀川区大野3-7-25
webサイト
https://www.lemonkai.or.jp/school/nursary/leimond-nishiyodo-hoikuen/

【この件に関するお問い合わせ】
社会福祉法人檸檬会 広報企画室
法人本部:和歌山県紀の川市古和田240
電話:0736-79-7313
メール:pr@lemonkai.or.jp

「保育とSDGsって?」檸檬会の無料オンラインセミナー8月開催

保育者もママパパも学生もみんな集まれ!子どもに関わるすべての人に役立つセミナー

全国約90ヵ所の保育施設や障がい者福祉施設を運営する社会福祉法人 檸檬会(れもんかい/法人本部:和歌山県紀の川市 理事長:前田 効多郎)が、「保育でのSDGsの取り組み方」をテーマとする無料オンラインセミナーを2024年8月3日(土)10時30分より開催します。

保育にSDGsを取り入れるとは、自然を大切にすることだけではありません。

何をするかではなく、どう進めるかが重要なポイントです。
本セミナーでは、聴いてるだけでもワクワクする保育実践を紐解きながら、保育にSDGsを取り入れるとはどういうことかを考えます。子どもの主体的な活動が生まれる保育へのヒントにもなるはずです。

今回取り上げるのは、レイモンド下高井戸保育園(東京都)の5歳児クラスの中で生まれた「おうちづくり」。友だちや保育者と対話を重ねる中で、子どもたちの『自分たちが入れるおうちを作りたい』という思いから始まった事例をご紹介します。

ぜひ、保育・子育てとSDGsのつながりを一緒に考え、持続可能な社会の創り手をともに育んでいきませんか?

<セミナー概要>

【日時】
2024年8月3日(土) 10:30 -12:00
【お申し込み】
https://lemon05sgds.peatix.com/

【登壇者】
青木 一永(Aoki Kazunaga)
社会福祉法人檸檬会 副理事長・博士(教育学)
大阪総合保育大学 非常勤講師
文部科学省 幼児期及び幼保小接続期の教育の理解増進事業 実行委員
あたらしい保育イニシアチブ2023(東京大学開催) 実行委員長

そのほか、レイモンド保育園の保育士などが登壇します。

【会場】
オンライン配信(ZOOMウェビナー)
【参加費】
無料(事前登録制)

 

【この件に関するお問い合わせ】

社会福祉法人 檸檬会 広報企画室
法人本部:和歌山県紀の川市古和田240
電話:0736-79-7313
メール:pr@lemonkai.or.jp

障がい者が活躍する機会を広げ、誰もが躍動できる社会を。『バーガーキング阪神尼崎店』3/14オープン

社会福祉法人檸檬会がソーシャルインクルージョンの実現へ向け、障がい者の就労支援として行うバーガーキング2店舗目を新たに発表

社会福祉法人檸檬会は、兵庫県尼崎市にある阪神電鉄 尼崎駅から徒歩1分の場所に、就労継続支援A型事業所として行う『バーガーキング阪神尼崎店』を、3月14日にオープンします。これまでの取り組みに加えて、飲食チェーンのフランチャイズ事業を拡大。障がい者の就労支援を更に強化し、誰もが「働く、学ぶ、遊ぶ、暮らす」といった人生において当たり前にあるよろこびを、障がいの有無によって失うことがないように、障がい福祉事業にも力を入れています。

特徴について


1.障がい者も最低賃金以上の収入を得られる環境
障がい者雇用の課題の1つに賃金の低さが挙げられます。檸檬会ではその課題を解決するために、障がいのある方が企業と雇用契約を結ぶことで、最低賃金以上の収入が得られる就労継続支援A型事業所を運営しています。

2.運営と業務習得しやすい環境
飲食チェーンのフランチャイズ事業を行うことで、安定した運営と業務習得しやすい環境を整えています。新たにオープンする店舗においても、就労する方の働きやすさに重点を置くことに加え、能力を最大限に発揮できるようにサポートすることで、長期的に働き続けることが可能になります。

今後も檸檬会は、障がいのある方が社会で躍動できる場所づくりを進めるとともに、社会全体の持続可能な発展に貢献してまいります。今回の新店舗オープンも、その一環であり、私たちが目指すソーシャルインクルージョンの実現に向けた更なる一歩です。

店舗情報


・名称:バーガーキング阪神尼崎店
・所在地:〒660-0861 兵庫県尼崎市御園町54 カーム尼崎1F
・TEL:06-4950-8552(直通:就労継続支援事業所 レイモンドBK尼崎)
・営業時間:10:00〜21:00(年中無休 ※年末年始除く)

新鮮な食材を使用し、直火焼き100%のビーフパティやワッパーが特徴の『バーガーキング阪神尼崎店』は、障がいのある方々もいっしょに働く店舗です。地域社会に貢献できるよう、お客様に美味しいハンバーガーを提供するとともに、障がい者の雇用創出にも積極的に取り組んでまいります。

【この件に関するお問い合わせ】
社会福祉法人 檸檬会 広報企画室
法人本部:和歌山県紀の川市古和田240
電話:0736-79-7313 
メール:pr@lemonkai.or.jp

夢を叶えるクリエイティブな学び舎、「レイモンド学園奈良校」のウェブサイトがリニューアル

eスポーツ、サイバーセキュリティ、ドローン動画作成を身につける3大クリエイティブコースで、未来を切り開く力を育む

全国で約80拠点の保育事業と障がい福祉事業の施設運営を行う社会福祉法人 檸檬会(れもんかい/法人本部:和歌山県紀の川市 理事長:前田 効多郎)は、2023年4月に開校した通信制高校「精華学園高等学校レイモンド学園奈良校」(以下、レイモンド学園)を運営しています。今回のウェブサイトリニューアルでは、本校の特徴である3つのクリエイティブコースや、生徒一人一人が選べる通学スタイルなどのコンテンツを一新しました。

レイモンド学園は、大学跡地を利活用した自然あふれる広大なキャンパス、そして最新の設備が揃っています。
このように整備された環境のもとで、生徒は自分のペースで高校生活を送ることができます。

本校は「自らの学びを自由にデザインできる」をコンセプトに、専門性を高める「3大クリエイティブコース」を展開しています。リニューアルしたウェブサイトでは、このクリエイティブコースのコンテンツが新たに加わり、各コースの特徴をはじめ、基礎から実践的な学びを通して、自分の好きなことを突き詰められるカリキュラムを詳しく紹介しています。

未来を創造する3大クリエイティブコース


1. eスポーツコース
プロゲーマーも目指せる本格的なトレーニングと、チームワークや戦略思考を養うカリキュラムで、eスポーツ業界で活躍できる人材を育成します。

2. サイバーセキュリティコース
高度化するサイバー攻撃から社会を守る人材を育成するため、実践的なハッキング対策技術やセキュリティ対策を学びます。

3. ドローン動画クリエイティブコース
ドローンの操縦技術と動画編集スキルを習得し、空から見た美しい映像や感動的なストーリーを創造する力を育みます。

また、本校は生徒一人一人の個性を尊重し、将来の夢の開花に向けた充実したサポート体制を整えています。具体的には、生徒の皆さんの興味・関心や目標に合わせた学習プランを作成する勉学面だけではなく、個々に寄り添った進路指導やキャリアサポートも行っています。
ホームページ(ウェブサイト)内では、詳細な学習プランや進路に関するコンテンツに加え、スクールサポートの情報もお伝えしています。安心できる環境で、より豊かにスクールライフを送れるよう、臨床心理士が生徒の心身はもちろん、将来のこと、不安なことなど幅広い相談に対応しています。

レイモンド学園奈良校は皆さんの夢を応援します。「自分の個性や才能を活かして、将来の夢を実現したい」。そんな意欲を持つ方を全力でサポートします。詳しくは、下記のホームページをご覧ください。

▼精華学園高等学校レイモンド奈良校
https://gakuen.leimond.jp/

レイモンド学園奈良校について
開校日:2023年4月
入学説明会:2024年3月9日(土)、3月23日(土)
説明会スケジュール:
・12:45〜 受付
・13:00〜 説明会開始
説明会内容:学校案内、校内見学会、個別相談会(※要予約)
開催場所:レイモンド学園奈良校(住所:奈良県生駒郡三郷町立野北3-12-5)
問い合わせ:
・電話番号:050-8890-7310
・メールアドレス: leimond-gakuen@lemonkai.or.jp

【この件に関するお問い合わせ】
社会福祉法人 檸檬会 広報企画室
法人本部:和歌山県紀の川市古和田240
電話:0736-79-7313
メール:pr@lemonkai.or.jp

<保育者必見>子ども主体のつながる保育実践発表会

第3弾となる今回のイベントは、檸檬会の法人内研修を大公開!

全国約70ヵ所の保育施設、学童施設を運営する社会福祉法人 檸檬会(れもんかい/法人本部:和歌山県紀の川市 理事長:前田 効多郎)が、「子ども主体のつながる保育」の実践発表となる無料オンラインセミナーを2024年2月3日(土)13時40分より開催します。

檸檬会では「なんだろうのその先へ」を合言葉に、子どもたちが豊かな環境の中で、興味・関心を持って遊び込み、没頭することで探究心が育まれていく「子ども主体のつながる保育」という探究的な保育を実践しています。

この保育実践の中には、子どもとの対話のあり方や環境構成、活動の展開方法など、さまざまなコツがあります。そこで当法人では、運営するすべての保育施設、学童施設において「子ども主体のつながる保育」を実践できるよう、2020年度よりそのコツを伝えるレクチャーと実践を繰り返す往還型の研修を実施しています。
この研修の卒業式ともいえるのが、通常は法人内で実施している「つながる保育実践発表会」です。

今回のセミナーでは、午前中のグループ内発表者40名の中から選出された5名の実践発表をリアルタイムでご視聴いただけます。

現場保育者はもちろん、「子どもが主体って結局どういうこと?」「子どもがワクワクする保育って何?」「つなげるじゃなく、つながるの違いは何?」などの疑問をお持ちの保育・子育てに関わるすべての方に向けたセミナーです。

セミナー概要

 

【日時・お申し込み】
日時:2024年2月3日(土)13:40 – 16:00
お申し込み:https://lemon09.peatix.com

【会場】
オンライン配信(Zoom)

【参加費】
無料(事前登録制)

【対象となる方】
・保育士、保育教諭、幼稚園教諭
・学童保育施設の職員
・園長など施設運営者
・保育士を目指す学生
・保育士養成校の教員
など

【プログラム】
13:40~13:45 開会 あいさつ
13:45~14:50 保育事例発表(3、4、5歳児各代表)
14:50~15:35 保育事例発表(異年齢児代表・学童等代表)
15:35~15:40 総評・表彰式
15:40~15:45 閉会
15:45~16:00 受講者の感想シェア(ご自由にご参加ください)
16:00 終了

【エバンジェリスト】

青木一永(Aoki Kazunaga)
社会福祉法人檸檬会 副理事長/博士(教育学)
大阪総合保育大学 非常勤講師

れもん保育園(現:レイモンドこども園)園長を務めたのち現職。園長時代に大学院に通い始め、2019年博士学位取得。現在は、副理事長として全国約70施設の運営や職員育成を行うほか、大学非常勤講師として学生指導や講演活動、海外の保育者の育成を行い、理論と実践の架け橋を目指している。2015年日本乳幼児教育学会新人賞受賞。

著書:
『SDGsと保育スタートBOOKーつながる保育で実践する幼児期のESD』(みらい)
『3ステップの視点で保育が楽しくなる!つながる保育スタートBOOK』(東洋館出版社)

【この件に関するお問い合わせ】
社会福祉法人 檸檬会 広報企画室
法人本部:和歌山県紀の川市古和田240
電話:0736-79-7313
メール:pr@lemonkai.or.jp

採用サイト

PAGE TOP