世界にひとつ！ピアノを使ったアート活動を行いました

レイモンドヒルズ保育園（奈良県三郷町）の４・５歳児クラスで「ピアノプロジェクト」を実施しました。檸檬会では、さまざまな体験を通して、子どもたちの興味・関心を深めていくとともに、豊かな感性を育むことを大切にしています。

「いつも見慣れている黒いピアノを、子どもたちが自らの手で変えていく体験をさせてあげたい」という、園長の思いからスタート。今回のプロジェクトを通して、子どもたちは初めての感触や体験を楽しんだり、表現活動を行いました。

まず初めに、ピアノを「やすりがけ」するところから。
子どもたちは、普段見慣れないやすりを不思議そうな面持ちで手に取り、ピアノをゴシゴシと磨き始めました。職人のような手つきで、まっすぐ削ったり、ピアノの細部まで磨いたりと、力加減によって色々な体験ができる「やすりがけ」そのものに夢中になる姿が見られました。

次のステップでは、ピアノに模様と色をつけていきます。
まるで真っ黒なスーツを着たようなピアノが、子どもたちの手によって、少しずつ真っ白な姿に大変身！
さらに、子どもたちのイメージはどんどん広がり、カラフルな色が次々に加わっていきました。

そして、最後は「虹」を描いて、世界にひとつの素敵なピアノが完成！
この「虹」は、「ピアノプロジェクト」のテーマとして、子どもたちの対話の中で決まりました。子どもたちと保育者が「どんな色が良いかな？」と相談し、メイク用ブラシとレースペーパーを重ねながら、オリジナルの「虹」をあちこちに散りばめていきました。

今回の活動によって、やすりがけを使って、削る、磨くといった多様な表現を体験したこと。また、ピアノを変容させていく工程で、子どもたち同士で対話しひとつのものを作っていく、といった体験ができました。
今後もさまざまな体験を行うことで、子どもたちの豊かな感性や表現を育んでいきます。

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▼今回の保育園
レイモンドヒルズ保育園（奈良県三郷町）