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高校生が育てた世界基準のお米を保育園の給食に。子どもが主役の新しい食育を実践。

みらいかいぎ with 高校生の様子

この度、社会福祉法人檸檬会(本部:和歌山県紀の川市)では国際基準の安全管理を評価される農業認証(グローバルGAP)を取得して生産する、五所川原農林高等学校(青森県五所川原市)の「五農米」を、東洋ライス株式会社(本社:和歌山県和歌山市)が開発した精米製法によって「金芽米(※1)」に加工し、全国58施設の保育園・こども園の給食で使うこととなりました。
※1 金芽米とは…栄養成分と旨み成分が多い「亜糊粉層(あこふんそう)」と胚芽の基底部である「金芽」を残す精米方法によって栄養と美味しさの両立を実現した健康志向のお米

さらに、この「五農米」の給食採用がきっかけとなり、新たな食育についての取り組みとして、2020年11月16日(月)に園児とお米の生産者である高校生がオンラインで接続し、環境や持続可能な社会(SDGs)を考える「みらいかいぎ with 高校生」と称した対話イベントを行いました。

高校生による米作りの紹介

今年度レイモンドこども園では、CCDプロジェクト(※2)の一環として、5歳児を中心とした幼児クラスが米作りに挑戦するという取り組みを行いました。しかし稲穂の中にお米が詰まってなかったり、黒ずんでいるお米が見受けられたりと、収量の少ない年となりました。

檸檬会の園児による米作りの記録

この米作りの中で生じた数々の疑問を、今回のオンライン交流で、5歳児が「五農米」を生産した高校生に投げかけました。高校生との対話により、一層子どもたちの探究心はくすぐられ深い学びへと導かれていったのではないでしょうか。そして5歳児たちが次の年長児へと継承する取り組みへと発展していく。そのように檸檬会では、保育が豊かになるようにデザインしています。
※2 CCDプロジェクトとは…CCDプロジェクトとは、モノや人、自身との対話によって世界を広げていく子どもに対し、アート、デザイン、表現、コミュニティと接点を持つ環境をデザインし、子どもの探究的な学びや表現を広め深めるプロジェクト。

このイベントを通じて幼児や高校生といった子どもたち自身が、自分たちの未来を描いていくことにつながることを願っています。このように子どもが中心の社会となるよう、私たち社会福祉法人檸檬会は地域一丸となって応援していきたいと考えています。

【本件に関するお問合せ先】
社会福祉法人 檸檬会 広報企画室
法人本部(黒沼):TEL.0736-79-7313
Email:pr@lemonkai.or.jp

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